3-21礼拝

主の聖なる御名を讚美します

 

皆様  主にあってシャロムですか

今週も六日間 主の恵みに守られ

導かれ生かされることを感謝いたします

 

願わくは、世界へ急速に広がっている

新型コロナウイルスによる恐怖感から

 

1日も早く解放され 普通の生活に戻れることを祈ります

 

コロナウイルスが初めで発見されたのは

1937年鶏からです このウイルスの形が

「王冠」 王様がかぶる冠に似ていることから

コロナと名付けられました

 

その後 このようなウイルスは七面鳥や猫

ネズミなどにも見つかるようになり

1960年代に初めて人にも見つかるようになりました

 

人の肉眼で見えるサイズは0.2ミリですが

人の細胞はこれよりも小さいので 肉眼では見えません

 

細菌は細胞よりも小さいので見えません

ウイルスは細菌よりも小さいので 一般の顕微鏡では見えないので

電子顕微鏡でしか見ることができません

ウイルスは自立できる生命体ではなく

命に寄生して 変異を起こしながらいろんな環境に

 早く適用しながら すごい数で増殖したり無くなったりするものです

 

多くの教会が礼拝中止の中 私たちは神の約束を信じ

 祈りながら毎週礼拝を守って行っています

このような危機的状況の中にあって

各家庭で安息日を覚え

ライブで礼拝に参加している一人一人を心より歓迎し

我らの主なる神に心一つにして共に讃美と祈りを

捧げることを嬉しく思っています

今朝 私は神の言葉より再臨の多くの徴の中の

一つである疫病の問題を取り上げ

神のメッセージをとりつがせて頂きます

まず 聖書ルカによる福音書21章10節から11節の

御言葉をお読み致します

 

それから彼らに言われた

「民は民に 国は国に敵対して立ち上がるであろう

また大地震があり あちこちに疫病やききんが起り

いろいろ恐ろしいことや天からの物すごい前兆があるであろう

 

皆様 主の再臨の前にこの世界において

様々なことが現れてきます 国との戦争 憎み合い

そして地震や飢饉のような自然災害が起こります

 

そして伝染病や疫病などがあると預言されています

きょう 私はこの再臨の徴である疫病に関して

五つのメッセージを用意しました

 

まず一つ目 疫病は神がご自分の民であるイスラエル人の目を覚まし

罪から悔い改めさせるために許されたものであることです

 

ただそれだけではありません 神はその疫病を終息させる方法まで

教えていてくださいました 私たちはそのことを

歴代誌下6章28節から30節に書かれているイスラエルの王

ソロモンの祈りに対する神の答えとして歴代誌下7章の中で

見つけることができます

 

歴代誌下7章12節から14の御言葉をお読み致します

時に主は夜ソロモンに現れて言われた

「わたしはあなたの祈を聞き この所をわたしのために選んで

犠牲をささげる家とした

わたしが天を閉じて雨をなくし

またはわたしがいなごに命じて地の物を食わせ

または疫病を民の中に送るとき

わたしの名をもってとなえられるわたしの民が

もしへりくだり 祈って わたしの顔を求め

その悪い道を離れるならば わたしは天から聞いて

その罪をゆるし その地をいやす

 

今この所にささげられる祈にわたしの目を開き 耳を傾ける

なんと素晴らしい主の約束ではないでしょうか

 神の約束の言葉通りに 今 私たちは主のみ前にひざまずいて祈り

主の顔を求め 悪の道を捨てて 立ち返ろうではありませんか

疫病は神がご自分の民の目を覚ませるために許されたものなのです

 

この時こそ 私たちは心を一つにして 自分の罪を悔い改め

主に恵みと哀れみを求め祈らなければなりません

二つ目 疫病は神から離れ 悪を行っているこの世に対する裁きです

聖書で疫病という言葉が最初に出てくるのは

創世記12章であります 神はアブラハムの妻であるサラのことで

エジプトのパロとその家に恐ろしい疫病を下されました

 

創世記12章を読んでみますと 神様はアブラハムに

与えて下さったカナンの地 そこに住んでおりましたけども

その地方に飢饉がありました アブラハムは妻サライを連れて

食べ物を求めるために エジプトへ下って行きました

 

創世記12章17節をお読み致します

ところで主はアブラムの妻サライのゆえに

激しい疫病をパロとその家に下された

なぜ神様はアブラハムの妻サライゆえに

パロとその家に激しい疫病を下されたのでしょうか

エジプトのパロはアブラハムの妻サラを見て

ご自分の妻にしようと思いました

アブラハムもパロを恐れ 自分の妻だとは言わないように

とお願いしたところであります

 

その晩 神がパロに現れました

そして 神様はパロの その悪い行いのゆえに

パロやその家に 激しい疫病を下されたのであります

今 世界は 神様から離れている人が多くいらっしゃいます

人間が神から離れると どうなっていくのでしょうか

人間が神様の思いから離れて 自分の欲望のままに

振る舞うようになっていきます

 

ローマ書1章24節には

神は彼らが心の欲望によって不潔なことをすることに

罰されたと書かれています

ローマ書1章を読みますと

人間は自然な関係を捨てました

同性愛によるエイズもそうであります

自然な関係を捨てた結果

エイズという恐ろしい病気が許されました

狂牛病はいかがでしょうか

人間の欲によって動物性のタンパク質を食べれない牛に

その餌に動物性のタンパク質を入れて無理矢理に

牛に食べさせた結果であります

 

サーズ、メルス、 インフルエンザ

今や新型コロナウイルスによって

今 世界は苦しんでいます

これは 神から離れ 悪を行っている

この世に対する神様の裁きであります

この時こそ 私達は目を覚まし

神をおびえるという時のではないでしょうか

 

3番目 疫病は主に信頼し 主の戒めにを守る者には

決して害を与えることができないと聖書に約束されています

コリント第一の手紙 10章11節に これらの事が彼らに起ったのは

他に対する警告としてであって それが書かれたのは

世の終りに臨んでいる わたしたちに対する訓戒のためである

とパウロは書き記しています

 

私達は予言の民です

この世界がこれからどうなっていくのかを知っている者であります

旧約聖書にも旧約時代にも様々なことがありました

起こった問題において 人間自ら解決できない問題でありました

そこから神様は我々を救い イスラエル人を救い出されました

聖書には様々なことが書かれています

それは すべて 私達に対する訓戒のこと

として書かれたものであります

 

出エジプト記15章26節には

次のなような言葉が書かれています

言われた、「あなたが もしあなたの神

主の声に良く聞き従い

その目に正しいと見られることを行い

その戒めに耳を傾け

すべての定めを守るならば

わたしは かつてエジプトびとに下した病を

一つもあなたに下さないであろう

わたしは主であってあなたをいやすものである」

 

この神様からのメッセージは

イスラエル人が紅海を渡った後に出されたメッセージであります

イスラエル人は神様のこのメッセージに耳を傾ける必要がありました

「もしあなたの神

主の声に良く聞き従い

その目に正しいと見られることを行い

その戒めに耳を傾け

すべての定めを守るならば

わたしは かつてエジプトびとに下した病を

一つもあなたに下さないであろう」

わたしは主であってあなたをいやすものである

 ハレルヤ 神様のこの素晴らしい約束を感謝したいと思います

 

神の言葉 詩篇91編には 主を避けどころとするもの

に対する素晴らしい約束が書かれています

少し読みたいと思います

「主はあなたをかりゅうどのわなと

恐ろしい疫病から助け出されるからである

主はその羽を持って あなたを覆われる

あなたはその翼の下に避け所をえるであろう」

なんと素晴らしい神様の約束ではないでしょうか

覚えていませんか?

 

神は奴隷の国エジプトからイスラエル人を

救い出すために 降った10の災いから

選ばれた民であるイスラエル人を守りました

荒野で40年間も神はイスラエル人を守り 導き

天からの食物であるマナを与え食べさせ

岩から新鮮な水を流して飲ませ

この四十年の間 あなたの着物はすり切れず

あなたの足は、はれなかったと

申命記8章2節から4節に書かれています

神は昼間の暑さや夜の寒さからも

毒ヘビやサソリのような危険なものからも

周辺国の脅かしからも

自然災害や疫病からも彼らを守りとされました

主は生きておられます

 

詩篇91編7節には 次のような素晴らしい約束が書かれています

あなた方の傍に一千人が倒れても

一万人があなたの右に倒れても

その災いはあなたに近づく事はない

と約束しておられています

主を避け所として 主に信頼するものは

神様はご自分の名前を持って守っていて下さいます

疫病は主に信頼し 主の戒めを守る者に

決して害を与えることはできない と聖書に約束されています

信仰を持ってこの神の約束を信じ 受け止めではありませんか

 

4番目 疫病は聖書に預言された主の再臨の一つの徴です

今まで私たちクリスチャンは

イエスの再臨のしるしについて関心を持ってきました

主に 戦争 飢饉や 飢餓 地震 天体の動きや異常現象に

焦点が合わせられていました

ところが 新型コロナ事態を迎えて

二つの言葉を注目するようになりました

それは伝染病と疫病(Pestilence)です

 

ルカによる福音書21章11節や

マタイによる福音書24章7節が書かれています

「Cambridge dictionary」辞典では

この疫病について次の様に定義されています

急速に広がって多くの人々を死に至らせるとても危険な伝染病

最近 WHO世界保険機構で

最高警報レベルであるパンダミック(世界的大伝染病)を発表致しました

これはただ中国や韓国 日本だけのものではなく

全世界を脅かしている災害のことです

 

イタリヤをはじめとするヨロッパや北米などに急速に

コロナが流行しています 香港の専門家は何週間前から

すでにパンダミックに入っていると発表し

ハーバド大学伝染病専門家である

マーク・リプシチは一年以内に世界人口の70%が感染すると予測しました

 

これは神の民である私たちに何を物語っているのでしょうか

終わりが近い 主のご再臨が近いことではないでしょうか

今まさに 私たちはこの世の終わりについて

語られたキリストの言葉に目を向けるべきだとそう思います

主の再臨は確実に近づいています

皆様の心の目を主イエス・キリストへ向けてください

今 キリストは十字架で流されたご自分の血を持って

至聖所にて人類の救いのために最後の働きを今すいごしておられます

間も無くその働きを終えて 至聖所からまもなく

イェス・キリストが出て来られます

今こそ 私たちは目を覚まし

主のご再臨を心から述べ伝えるべきではないでしょうか

 

ところが 今まで この世の中には様々な意見を持っている人々がいます

20世紀前半で働いたアメリカの自由主義神学者である

ラインホルド・ニーバーは次のように言いました

キリスト教の教理の中で

キリストの再臨に対する希望ほど人々を騙し

思い違いをさせた教理はなかった

彼自身 自由主義神学者として イェス様の再臨が間違っていると

イェス様の再臨は人々を騙すものであると

間違った教理であると言うています

 

もう一人有名な方がいらっしゃいます

20世紀のキリスト教神学に大きな影響を与えた

ドイツのプロテスタント神学者であるパウル・ティリッヒ

この人は次の様に言いました

「イエス・キリストの再臨は象徴である」

実際に起こる出来事ではない

目に見える形の物ではないと彼は言ったのであります

問題は 意外と多くの人々が彼らの真実ではない言葉に

耳を傾け本当だと信じていることです

 

今 神学校で神の言葉である聖書をそのまま教えることではなく

非聖書的な自分の理論を唱えている多くの神学者たちの教えを

一所懸命に教えていることが危険なことではないでしょうか?

ペテロ第二の手紙3章3節に 終わりの時には

欲望の赴くままに生活してあざける者たちが現れと書かれています

ペテロは イェス様がご再臨なさるその前の時代を

預言の幻を見て 預言しています 終わりの時には

欲望の赴くままに生活してあざける者たちが現れる

今まさに このような時代ではないでしょうか

 

私たちは誰の言葉に耳を傾けるべきでしょうか?

アドベンチスト教会でも主の再臨についてあまり語られてない

そのような説教を聞くことがあまりない

と嘆いている人々が多くいます

説教を語るものが人々に恐れや恐怖感を

与えるような説教はしてはなりませんが

今起こっている問題を直視しながら

聖書の預言が今の時代にどのように

成就されているかについてはっきり

と語り伝えることによって

皆の心を主の再臨に備えさせる必要はあるとそう思います

 

最後5番目 疫病は主の再臨の徴として

また主の再臨こそが私たちの希望であることを示しています

この世界が抱えている問題は山積しています もう山積みです

地球温暖化の問題は昨日 今日の問題ではありません

アフリカではイナゴによる被害があり

これから大規模の飢饉が予測される中

食糧問題が深刻になってくるでしょう

世界中 どこへ行けば安全に暮らせるのでしょうか

人々はより安全な場所を求め捜しています

 

主は言われます これらのことを見たならば

頭を上げて上を見なさい あなた方の救いの時が近づいている

唯一人間だけが頭を天に向けることは出来ます

天を仰ぎ 神様に祈ることは出来るんです

この時こそ 神様によって創られた私達が

天に向けて 神様に祈り 跪き

そして自分の罪を悔い改めるべきではないでしょうか

主は守ってくださいます 主が癒してくださいます

主は導いてくださいます

なぜなら 主がすべてを支配しておられるからであります

 

ルカによる福音書21章27節に

そのと時 大いなる力と栄光とをもって

人の子が雲に乗って来るのを 人々は見るであろう

この言葉に感謝します

イェスキリストは雲に乗って 文字通りに来られます

まもなく私たちは栄光に包まれて

数え切らない天使を率いて来られる

イェスキリストを見ることが出来ます

私達はこの世で特別な使命のために選ばれた民です

特別な使命を持って選ばれた民がその使命を失ってしまえば

私達はもう特別な民ではありません

次の言葉は私たちの教会の使命

主に救われ選ばれた私たちの使命を物語っています

ペテロ第一の手紙2章9節です

 

しかし あなたがたは 選ばれた種族 祭司の国

聖なる国民 神につける民である それによって

暗やみから驚くべきみ光に招き入れて下さったかたのみわざを

あなたがたが語り伝えるためである

なんと素晴らしい神様の言葉なのでしょうか

麗しい主の御名をのべ伝える事

この民を知らない この世の中に

また暗闇に包まれている世の人々に

イエスこそが救い主であること

イェス様がメシアであること

イェスのみが人類が抱えている全ての問題を

解決できるお方であることを宣べ伝えていきましょう

 

イエスは主の再臨前の時代を

ノアの洪水前の時代と比較して話されました

世の終わりのしるしを人々に当てたのが特徴です

世の終わりのし徴は人々からも現れてくるものです

その当時の人々は飲んで 食べて とついだり

めとったりしていました 神から完全に離れ

自己満足 自己快楽を求める生活にとっぷり浸かっていたのであります

今まさに 多くの方々が 神から離れ自己満足や

自己快楽を求める生活を行っています

イェス様の再臨前の時代は事情にノアの洪水前の時代と似ています

 

テサロニケ第一の手紙4章16節17節の御言葉をお読み致します

すなわち主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに

合図の声で 天から下ってこられる

その時 キリストにあって死んだ人々が まず最初によみがえり

それから生き残っているわたしたちが

彼らと共に雲に包まれて引き上げられ 空中で主に会い

こうして いつも主と共にいるであろう

間もなくイェスキリストは来られます

天から下って来られます その時 キリストにあって

死んだ人々がまず最初に蘇ります

それから 生き残っている私達が彼らと共に

雲に包まれて 引き上げられ 空中で主に会い

そして 神様は用意された あの新しい天と地へ

私たちは そのようになります

まもなく イェス様は帰ってこられます

このような言葉を持って互いに励まし会うではありませんか

最後に瞑想の言葉をお読みして終わります

キリストは雲に乗って大いなる栄光のうちにこられる

多くの輝く天使たちがキリストにつき従う

主は 死人をよみがえらせ

生ける聖徒たちを栄光から栄光へ変えるためにこられる

主を愛し その戒めを守った者たちに栄光を与え

彼らをみもとに連れて行くために 主はおいでになる

アーメン

(E・Gホワイト各時代の希望(下)69章オリブ山上 98ページ)

 

愛する皆様 私達は今 危機的な時代を生かされています

疫病が今 広がっています コロナによる被害が大きくなっています

この時こそ 私達は先ほど話しました5つを覚えていきましょう

もう一回言います

一つ目は疫病は神がご自分の民であるイスラエル人の目を覚まし

罪から悔い改めさせるために神自ら許されたものである事です

二つ目 疫病は神から離れ 悪を行っているこの世に対する裁きです

三つ目 疫病は主に信頼し 主の戒め守る者に決して害を

与えることができないと聖書は約束されています

四つ目 疫病は聖書に預言された主の再臨の一つの徴であります

最後 五つ目 疫病は主の再臨の徴として

主の再臨こそが私たちの希望であることを示しています

 

恐れることはありません ただ信じることです

神様はご自分を愛し ご自分の戒めに聞き従っている者を

必ず 守っていてくださいます

そして この時代にあって 神様の栄光を現しましょう

神様だけが キリストが唯一我々の救い主であることを

皆に 伝えていこうではありませんか

皆様 一人ひとり上に

神様の守りと恩祝福が豊あるようにと祈ります アーメン

 

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柳先生3月21日礼拝「これらの事が起こりはじめたら」
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