証の書

 神はご自分の民が試練に会うことをお許しになるが、それは彼らの苦しみを喜ばれるのではなくて、この試練を経ることが彼らの最後の勝利のためにに、必要だからである。神はご自分の栄光のために彼らを誘惑から守ることがおできにならない。というのは彼らがどんな悪のそそのかしにも耐えられるようにすることこそ、試練の目的だからである。

 

大争闘 下 274ページ

正しい道標のもとに

 真理と神の栄光とは切り離すことができない。我々は、手近に聖書を持っていながら、誤った見解の下にあるならば、神のみさかえを表すことはできない。生活さえ正しければ何を信じてもかまわない、と多くの人は主張する。けれども、生活は信仰によって形造られるものである。光と真理が手近にありながら、それを聞き、それを見る特権を怠るなら、我々は事実上それを拒絶し、光より闇をえらんでることになる。

 

大争闘下  364ページ