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 最近のグローバルレベルで発生している様々な災害は、人々に不安をもたらし、最近では頻繁にこれらのイベントは黙示録に書かれた最後の災難が実際に起こっているのかどうかという質問が寄せられます。

マタイの福音書には疫病について語られていますが、今世界をおびやかしているコロナウイルスは、1981年に広まったスペインインフルエンザ、3~4百万人近くの死者が出たレベルに達しようとしています。

中国人の購買力、ツーリズムの消費が低下している今、医療界に加え経済的な打撃が世界的レベルで影響を及ぼしています。

 ナショナル・ジオグラフィックの情報では、N1H1豚インフルエンザは、世界で家畜されている豚の25%を死に至らし、菌を保持すると思われる豚は殺され、川を血で赤く染めた事実もありました。 鳥インフルエンザでは多数の養鶏が殺され、これらの事象から動物の王国さえも脅かされているといえるでしょう。

これらの経済混乱から私自身思い起こす事は、2年前より中国では、政府によりクリスチャンに対する弾圧がエスカレートしています。政府により翻訳された聖書が製造されたり、海外からの聖書の購入は禁止され、教会での集会も行えない状況です。キリスト教関連のウエブサイトは全てアクセスが阻止されています。

アフリカではバッタの異常発生が空一面を覆い、黙示録の予言が成就しているのかと聞かれますが、聖書では暗黒時代でのイスラム教の蔓延を意味しています。

 その他、気候がおびやかされ、オーストラリアの山火事、米国、ミシシッピーの洪水、カリフォルニアの強風による停電、キューバでの地震、マニラ、インドネシアでの火山爆発が見られます。

 宗教界では、カトリックとプロテスタントの間で教会統一運動が起こり、経典に反した神の冒涜とも言える様な儀式も行われていますが、これらはイスラム教蔓延に対し、キリスト教を守る活動とも考えられています。 

 政治レベルでは、今までに経験したことの無い分裂が見られます。北アメリカでの、保守党、自由党間争い、民主党、共和党の分裂、イギリスのBrexitもその一つです。

 民間レベルでは、家族間、兄弟間の争いが見られ、北米間では市民間の争いがあります。これらは、最後の時代には人々の愛が冷めると言われているとおりのサインかと思われます。

 イエス様の再臨が近づいているのは、確かです。

 最後に、ユーフラテス川が現在イランとトルコのダムにより、干し上がってしまっている状態となっています。黙示録ではまさに、天使が神の怒りを注いた時、ユーフラテス川を干し上げると書かれています。

 黙示録に書かれている災難に似た現象が、地上で見られます。文字通りに地上でその様な事が起こる事も意味しているのかどうかは分かりませんが、聖書が暗示しているのは、霊的な意味での出来事を表しています。

 再臨が少しづつ近づいています。但し、黙示録の災難が実際に起こる時には、既に神の恩恵期間が閉じられた後の出来事です。

 

Doug Batchelor (Amazing Facts)の日本語訳(要約)