礼拝説教
柳 鍾鉉「冷たくも熱くも」(36分02秒)
<引用聖句、文章>
ヨハネの黙示録 3章14、15節
ラオデキヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
創世記 11章31、32節
テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、カナンの地へ行こうとカルデヤのウルを出たが、ハランに着いてそこに住んだ。
テラの年は二百五歳であった。テラはハランで死んだ。
『人類のあけぼの』上巻 125ページ
天からの召しは、アブラハムが「カルデヤのウル」に住んでいたときに初めて彼に与えられた。そして、彼は命じられるままにハランに移った。彼の父の家族は、ここまでいっしょであった。彼らは、偶像礼拝と真の神の礼拝もともに行なっていたからである。アブラハムは、テラが死ぬまでここにとどまっていた。しかし、神の声は、父の墓を離れて前進することを命じた。
ヨハネの黙示録 3章16節
このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。
ヨハネの黙示録 3章17節
あなたは、自分は富んでいる。豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
ヨハネの黙示録 3章19節
すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。
『患難から栄光へ』上巻 1ページ
教会は人類救済のために神がお定めになった機関である。教会は奉仕するために組織された。その使命は世界に福音を伝えることである。教会を通して神の満ちあふれる豊かさを世界に反映させることが、神のはじめからのご計画であった。
<瞑想の言葉> 『初代文集』 112ページ
もしわれわれが試練に打ち勝ち、サタンの誘惑に勝利するならば、われわれは金よりもはるかに尊い信仰の試練に耐え、さらに強くなり、次の試練に当面する準備がよくできる。しかし、もしわれわれが、サタンの誘惑に圧倒されて負けるならば、われわれは弱くなり試練の補償も受けず、次の誘惑に対する準備もよくできないのである。こうしてわれわれは徐々に弱くなり、ついにサタンの思いのままに捕虜にされてしまう。われわれは神の武具をすべて身につけて、いつでも暗黒の勢力と戦う用意がなければならない。誘惑や試練が襲ってくるときに、神の所に行き、熱心に神に祈り求めよう。神は、われわれに何も与えずに去らせる事をせず、われわれに、勝利するための、そして敵の力を打ち破るための、恵みと力とをお与えになる。ああ、すべての者がこれらのことの真相を知り、イエスのよい兵卒として困難を耐え忍んでほしいものである。そのとき、イスラエルは、神にあって力強く、神の勢いによって前進するのである。