
説教 青木泰樹 牧師
「口止め」
(46分29秒)
<引用聖句、文章>
マルコによる福音書7章 31節
それからまた、イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。32節人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。
33節そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。34節そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。35節すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。36節イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。37節そして、すっかり驚いて言った。「この方のなさったことはすべて、すばらしい。耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる。」
マルコによる福音書7章 36節
イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。
マルコによる福音書5章 19節
イエスはそれを許さないで、こう言われた。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」
コヘレトの言葉3章 1節
何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
コヘレトの言葉3章 7節
裂く時、縫う時/黙する時、語る時
マルコによる福音書 16章 15節
それから、イエスは言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。
マルコによる福音書 13章 10節
しかし、まず、福音があらゆる民に宣べ伝えられねばならない。
詩編62編 2節
わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。
コヘレトの言葉5章 1節
焦って口を開き、心せいて神の前に言葉を出そうとするな。神は天にいまし、あなたは地上にいる。言葉数を少なくせよ。
E・G・ホワイト『各時代の希望』中 101ページ
だれでもみな、神のみこころを知るために、個人的な経験をする必要がある。われわれは、神が心に語られるのを個人的にきかねばならない。ほかの声がみな沈黙して、静けさのうちに神の前に待つとき、魂の静寂は神のみ声を一層明らかにする。
ヨシュア記6章 10節
ヨシュアは、その他の民に対しては、「わたしが鬨の声をあげよと命じる日までは、叫んではならない。声を聞かれないようにせよ。口から言葉を発してはならない。あなたたちは、その後で鬨の声をあげるのだ」と命じた。
出エジプト記 16章 2節
荒れ野に入ると、イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。3節イスラエルの人々は彼らに言った。「我々はエジプトの国で、主の手にかかって、死んだ方がましだった。あのときは肉のたくさん入った鍋の前に座り、パンを腹いっぱい食べられたのに。あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている。」
詩編46編 11節
「力を捨てよ、知れ/わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。